THE NORTH FACEのド定番、マウンテンジャケットは普段使いからアウトドアまで使える
アウトドアウェアブランドとしても有名なTHE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)。最近はアウトドアはもちろん、普段使い・おしゃれ着としても老若男女から大人気です。
今回は、そのノースフェイスのドが付く定番商品「マウンテンジャケット」についてレビューします。

結論から言うと、1着持っておけば、幅広い用途にしかも長く使えて、値段以上の価値ありです。
この記事では以下の順番でレビューしていきます。
- マウンテンジャケットについて・2020年モデルのサイズ・カラー展開
- マウンテンジャケットのサイズ感は大きめ。だけどワンサイズ上げても今っぽい
- GORE-TEXを使用し、本格アウトドアに対応する圧倒的防水性
- ZIP IN ZIP SYSTEMにより、インナーの連結が可能
- スノーカフ、ベンチレーション付きでスノボウェアとしても使用可能
マウンテンジャケットについて・2020年モデルのサイズ・カラー展開
マウンテンジャケットは、上述の通りノースフェイスの定番アウターです。
1985年の登場以来、改良を重ねてきた、THE NORTH FACEを象徴する山岳用アウターシェル。しなやかさと強度を両立しアップデートしました。表地には150デニールのGORE-TEX products2層構造、裏地には軽量で強度を兼ね備えたリップストップナイロンを採用。裏地の肩や脇下にレーザーパンチングを施し、衣服内のムレを効率的に排出します。フリースなどの中間着を合わせても動きやすいゆとりのあるシルエット。冬山登山からスノースポーツまで、秋冬の山岳シーンでオールラウンドに活躍します。ジップインジップ仕様です。
引用元:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NP61800
カラー展開は、ブラック、ニュートープ、サミットゴールド、マラードブルー、フレアオレンジの5色。僕はニュートープを購入しましたが、ブラックとマラードブルーと3択でかなり悩みました。
サイズはXS、S、M、L、XL、XXLの展開です。公式オンラインストアのコーディネートを見ると、大体の傾向として、160〜168cmでSサイズ、170〜175cmでMサイズ、175cm以上でLサイズもしくはXLサイズといった合わせ方でした。
価格は50,000円(税別)。決して安い買い物でないですね。
マウンテンジャケットのサイズ感は大きめ。
色んなサイトのレビューを見ましたが、マウンテンジャケットのサイズは大きめと書いてあります。
僕は身長164cmなので、Sサイズを購入しました。
ワンサイズ大きめにしてもちょっと今っぽいオーバーサイズで着られるのでおすすめです!

僕の場合はSサイズでも少しダボっと着られて、今っぽい雰囲気になりました。元々がアウトドアウェアなので、大きめに着ても様になるようにできていますね。ジャストサイズよりもこちらの方が個人的には好みです。
また、冬になると中に着込むこともあるので、少しサイズに余裕がある方が着た時にストレスが無いですよ。
GORE-TEXを使用し、本格アウトドアに対応する圧倒的防水性
マウンテンジャケットにはGORE-TEXが採用されています。
GORE-TEXを知らない方のために説明すると、簡単に言えば防水素材のことです。ただし、ただの防水素材ではなく、水は通さないが水蒸気は通すという特性を持った高機能素材です。
ゴアテックス ファブリクスは、ゴアテックス メンブレンという内部に微細な孔(あな)を無数にもつ膜のような素材に表地や裏地を貼り合わせたものです。表地と裏地との組み合わせでさまざまな生地を作ることができます。(中略)ゴアテックス メンブレンの孔は、水滴が通過できないほど小さく、水蒸気の分子よりは大きいのです。それによって、ゴアテックス ウェアは、メンブレンが雨などの水の侵入を防ぐと同時に、汗による水蒸気を放出するため蒸れにくく快適な環境を維持することができます。
引用元:https://www.descente.co.jp/media/brand/marmot/8351/
通常の防水素材だと、外からの水の侵入を防ぐため水が通りにくい構造になっています。そのため、汗の蒸気がウェアの中にこもってしまい、蒸れやすくなります。ゴアテックスは、上記の孔の構造により、外からの雨は防ぐが、汗の水蒸気は外へ放出するので、快適な防水ウェアを実現できるのです。
GORE-TEXが使用されたウェアは、それだけで値段が跳ね上がります。それもそのはず、それだけの価値があるからです。雨の日に着ていてウェアに水が染みるなんてことはまずありません。ウェアの中に雨が入るとすれば、袖口や首元など、隙間が空いているところから侵入してくるだけですので、完全防水と言って差し支えないでしょう。
後述するスノボはもちろん、登山、キャンプにもガシガシ着られるウェアです。
ZIP IN ZIP SYSTEMにより、インナーの連結が可能

ZIP IN ZIP SYSTEM(ジップインジップシステム)とは、上の写真のように、ウェアのジッパーの丁度裏側に、別のインナーを取り付けるためのジッパーが付いており、対応のインナーを取り付けることができるものです。
インナーを取り付けることで保温性がアップしますので、
- インナーなし:春秋
- インナーあり:冬
と、3シーズンに渡って着用できます。
ジップインジップ対応のインナーは、デナリジャケット、ジップインバーサミッドジャケット、アコンカアグアジャケットの3種類です。基本的にはアウターシェルと同じサイズのインナーを取り付けます(サイズが違うとジッパーの長さも違う)。
デナリジャケット
引用元:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NA22030R
ジップインバーサミッドジャケット
引用元:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NA62006
アコンカグアジャケット
引用元:https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/ND91832
また、当然、違うブランドのインナーを取り付けるのはメーカー保証外ではありますが、実はユニクロのフリースを取り付けることも可能です。取り付けられるのは、ファーリーフリースフルジップジャケットという商品で、1,990円(税別)なので予算に余裕の無い人はおすすめです。注意点として、ユニクロのフリースを付ける場合には、マウンテンジャケットより一つ大きいサイズを選んでください(マウンテンジャケットがSサイズなら、ユニクロのフリースはMサイズ)。そして、ジッパーの規格が同じじゃないと取り付けられないので注意です。ウルトラライトダウンは取り付けできません。

インナーを連結させることで、2着で1つのアウターとして着用可能なため、脱ぎ着が楽なほか、インナーとアウターのズレもなくなり、快適度がアップします。
スノーカフ、ベンチレーション付きでスノボウェアとしても使用可能
マウンテンジャケットにはスノーカフが付いています。元々雪山での使用も想定して設計されたアウターシェルですので、雪がウェア内部に入らないように防ぐ目的です。これによってスノーボードの際にもマウンテンジャケットが使用可能となっています。

防水スペック的には当然マウンテンライトジャケットでもスノボはできるのですが、このスノーカフが付いていないため、よく転ぶ初心者には不向きです。
また、スノーカフに加えてベンチレーションも搭載しています。脇下に付いているジッパーを開けると、中にこもった熱気を逃がすことが出来るので、わざわざインナーを脱いだりしなくても簡単に温度調整ができます。

これも運動量の多いスノーボードには役に立ちますね。
まとめ
ここまでマウンテンジャケットについてレビューしてきました。
価格は50,000円(税別)と、決して安い買い物ではありませんが、
- 街着から、スノボや登山、キャンプまで使える機能性と汎用性
- インナー連結機能により3シーズン着用可能
- 流行に左右されない定番の形で長く着ることが出来る
以上の理由で、個人的には値段以上の価値があると思います。あとは、ノースフェイスの良いところは、人気があるので飽きたらフリマアプリとかで売りに出せば買い手がつきやすいところですね。比較的高値で売れます。
以上です。
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